心理学の重要性
職場においても、人の気持ちがわかるリーダーと、そうでないリーダーとでは、周りに与える影響が大きく違います！
自身のメンタルケアや問題解決は勿論のこと、心がわかり、パートナーや家族、職場の仲間に対して効果的な援助を行えるリーダーの必要性が高まっています。
心理学って？
提供する心理学は皆さまが日常で使える実践的なものですが、テクニックとは異なります。テクニックが無駄という訳ではありませんが、仮にパートナーが出来ない方がテクニックでパートナーを得ても、時間の問題で上手くいかなくなるでしょう。パートナーが出来ないという事は、何かしらの原因があります。その原因を解決しない限り、表面的な問題を解決しても本当の解決にはならないのです。
依存－自立－相互依存
依存の段階（真実でない女性性）
私たちの心には成長の段階があります。この世に生まれた時や何か新しい分野を始めた時（新入社員、趣味）は依存の段階にいると言えるでしょう。この段階では何かへの依存が強くなったり、被害者意識が強くなる傾向があります。
依存の段階では、行動や態度、言動を学ぶ事が成長につながります。
自立の段階（真実でない男性性）
依存の次にくるのが自立の段階です。一人前と言われる自立の段階では、自分には問題が無いように思えたり、自分の周りに問題を持っている人が増える傾向があります。自身の感情（特にネガティブ）を抑圧しており、ワーカーホリックやワンマン経営者になる傾向があります。基本的には自分自身以外は信じなくなります（心の深い部分では自分も信じていません）。
また成功を手にするには、何かを犠牲にしなければいけないと思っています。
自立の段階では、自分の感情を感じる事、感情を整える事が大切になります。そして周りの人の感情にどう対処していくかも大切になります。
相互依存の段階（男性性と女性性のバランスがとれている）
真の成功の段階です。物質的な成功は自立の段階でも手にする事が出来ますが、 一人で生きるのではなく、パートナーシップ（男女関係だけではなく、あらゆるもの）を持ち、自立の段階の成功とは比べ物にならない幸せを体験しています。
（注）相互依存とは、自立と自立のパートナーシップの状態であり、依存と依存、依存と自立のパートナーシップは共依存となります。
相互依存の段階のパートナーシップでは、お互いが成長しあい、お互いが利益を得ます。お互いが勝っている状態と言えるでしょう。 そして、グループに関係なく多くの人が相互依存の人を通して、希望やビジョンを持ちます。
人として企業として成熟した存在となります。
依存には依存の課題や抜け道があります。自立には自立の課題や抜け道があります。
依存の段階から、いきなり相互依存の段階にいく事は出来ません。
依存から自立へ向かうのに役に立った事が、自立から相互依存に向かう妨げになる事もあります。
私たちの多くは、依存の段階で傷ついたり、不満が多くなり、その体験を避ける手段として自立します。そして、そのやり方をずっと手放せずにいるのです。
現代は沢山の情報が溢れている時代です。自分の状況や段階にあった解決策、抜け道を選ばないと、かえって問題を大きくしたり、学んでも学んでも現実に変化がない！という事がおこりかねないのです。
ヒューマンポテンシャルの提供する心理学は、以上の理論に基づき、依存の方が適切に自立し、自立の方が相互依存を生きるサポートを致します。